2025年10月19日 / 最終更新日時 : 2025年10月19日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第三話 新任校長の履歴書(20) 嵐の前 翌朝の校舎は、やけに音が少なかった。いつもなら賑やかな昇降口の声が、今日は薄い膜に包まれているみたいに遠い。黒板には「授業は平常どおり」という貼り紙。けれど誰もが、平常という言葉をうまく信じられなかった。 ホーム […]
2025年10月19日 / 最終更新日時 : 2025年10月19日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第三話 新任校長の履歴書(19) 歪む教壇 放課後の教室。窓から差し込む夕陽が赤々と床を染め、影が長く伸びていた。悠夜たちは机を囲み、小声で話していた。 「なあ……やっぱり、あの影、校長に憑いてるんじゃないか? 蓮の声は震えていた。 「普通の人間じゃない […]
2025年10月18日 / 最終更新日時 : 2025年10月18日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第三話 新任校長の履歴書(18) 嵐山の一喝 翌日の講堂。全校集会が開かれ、壇上には校長と教頭が並んでいた。生徒たちは整列しながらも、前日の異様な空気を思い出し、ざわざわと落ち着かない。 「静粛に!」 教頭の鋭い声が響く。細い目がきらりと光り、生徒たちは […]
2025年10月17日 / 最終更新日時 : 2025年10月17日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第三話 新任校長の履歴書(17) 兆し 昼下がりの職員会議。窓の外は晴れているのに、会議室の空気は妙に張り詰めていた。校長は演台に立ち、資料を片手に教師たちへ語りかけていた。 「諸君──この学校は、まだまだ伸びしろがある。私が世界に学んだことを、ここで実 […]
2025年10月17日 / 最終更新日時 : 2025年10月17日 管理者 連句 連句(32) 連句(32)『稲刈の巻 』令和7年10月11日(土)〜10月14日(火)連衆 二宮 游々子 紀子 典子 (発句) 稲刈のボランティアいる棚田かな 二宮 (脇句) お国を語る能登の車座 […]