2022年2月28日 / 最終更新日時 : 2023年3月2日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(168)-少し春ある心地ー 「枕草子」百六段の条は、殿中の清少納言のもとに、藤原公任という公卿から、 すこし春あるここちこそすれ という下の句が届き、これに上の句をつけて直ぐ返せ、というドラマチックないきさつが描かれています。その日は、風さむく小雪 […]
2022年2月25日 / 最終更新日時 : 2022年2月26日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(167)ー虎狼の国ー 2000年前に司馬遷が著した史記の蘇秦列伝で、蘇秦は秦に対抗する六国に合従策を説くとき、”夫れ、秦は虎狼の国なり、天下を呑するの心有り。”と述べています。昨日より、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まりましたが、19世紀 […]
2022年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(166)ー朝鮮通信使ー 秀吉の野蛮な朝鮮侵略と、明治になってからの無益な関り合いの間にあって、パックス・トクガワーナを象徴する出来事が、徳川期200年の間に12回あった朝鮮通信使の招聘です。慶長十二年(1607年)の第1回から、寛永元年(162 […]
2022年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(165)-長崎出島オランダ商館の医師たちー 鎖国時代、長崎の出島は唯一西洋との窓口となっていましたが、明治になり旧時代の物は無用とばかりに、無残にも埋め立てられていたのが、近年その価値が見直され、復元作業が進んでいるのは、喜ばしい限りです。 長崎出島オランダ商館の […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(10)ーH.Kさん しおさい会(2月)ー 原句 雪解や下駄と木札の狭間の湯 中七下五の意味が理解できません。下駄と木札より、温泉地の外湯巡りをしている光景でしょうか。それが判る平易な句にしてみました。 参考例 雪解や外湯を巡る下駄の音 原句 接木なる瘤のあたりの […]