2024年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月4日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(288)-北村季吟ー 今年のNHK大河は、「光る君へ」というタイトルで紫式部を主人公としたドラマになっています。視聴率は今ひとつのようですが、私自身は面白く見ています。 NHKはプロモーションも兼ねているのか、ラジオの「古典講読」では「名場面 […]
2024年6月15日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(287)-芭蕉の詠んだ京・近江(12)無名庵と幻住庵- 江戸時代、近江の国は10の藩より成っていて、総石高は80万石という面積の割には石高が多く、豊かな国でありました。最大の藩は近江の北半分を占める彦根藩の35万石で、残りは9つの藩で分割されていました。芭蕉が近江で滞在したの […]
2024年6月13日 / 最終更新日時 : 2024年6月13日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(286)-芭蕉の詠んだ京・近江(11)-詩仙堂ー 元禄四年5月5日、芭蕉は落柿舎を出て洛中の凡兆宅に移ります。野沢凡兆は、加賀藩士の家に生まれ、当初四代藩主前田光高に仕えましたが、武士を嫌って京都に出て、医師になったという人です。凡兆の洛中の家は、”小川椹木(さわらぎ) […]
2024年6月10日 / 最終更新日時 : 2024年6月11日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(285)-芭蕉の詠んだ京・近江(10)嵯峨日記(3)ー 4月下旬から5月初めにかけての京都、初夏の爽やかな時節ですが、芭蕉はほとんど市中に出掛けることをせず、もっぱら落柿舎に籠ったままの生活を送り、代わって凡兆と去来がさかんに落柿舎を訪ねて来ています。その訳は当時『猿蓑』の編 […]
2024年6月7日 / 最終更新日時 : 2024年6月11日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(284)芭蕉の詠んだ京・近江(9)嵯峨日記(2)- 4月20日は愛宕権現の例祭(嵯峨祭)があり、凡兆が妻を同伴して来訪して来ました。 愛宕山は落柿舎からは一里あまり北に聳えています。この日は去来も加わり、四人での一日となりました。日記には落柿舎についての描写がされています […]