2026年2月5日 / 最終更新日時 : 2026年2月5日 管理者 俳句的生活 連句(40) 連句(40)『スキーの巻』令和8年2月1日(日)~2月3日連衆 二宮 游々子 典子 紀子 各句のコメントは自句自解です。 (発句) 栂池のスキーを語れる傘寿友 二宮 近所の同い年の喫茶店のマスターが今 […]
2026年2月4日 / 最終更新日時 : 2026年2月4日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第十二話 大江山(7) 吉田山 嵐山の実家に着いたのは、昼を少し回った頃だった。 下鴨神社の社殿の西、糺の森の縁に沿うようにして、古い家が並んでいる。その一角に、嵐山の生家はあった。 「……静かですね」 真衣が、小さく言った。 車の音はほ […]
2026年2月3日 / 最終更新日時 : 2026年2月3日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第十二話 大江山(6) 糺の森 京都駅を出たとき、 空気が、はっきりと変わった。 「……寒い」 真衣が、 思わず声を漏らす。 「春やのに」 蓮も肩をすくめた。 「京都の春は、 油断したらあかん」 嵐山は笑った。 「底冷え、いうやつや」 バス […]
2026年2月2日 / 最終更新日時 : 2026年2月2日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第十二話 大江山(5) 新幹線 新横浜のホームは、 いつ来ても少し落ち着かない。 人の流れが早く、 立ち止まる場所がない。 「ここからやな」 嵐山が言った。 「ひかり」に乗り込むと、 車内は急に静かになる。 座席に腰を下ろし、 窓の外を […]
2026年2月1日 / 最終更新日時 : 2026年2月1日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第十二話 大江山(4) あだ名 職員室の奥、校長机の前。 嵐山は、椅子に腰かけたまま、少し肩の力を抜いていた。 以前ならあり得なかった光景だ。 青シャツ校長は、青いスーツの袖口を整えながら、書類に目を通している。 「――で、嵐山先生」 顔 […]