2026年3月26日 / 最終更新日時 : 2026年3月26日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第四章 伊賀(1) 第一回 山に囲まれた国 伊賀は、山に囲まれた国である。 外から来る者にとっては、まずそれが印象として残る。道は細く、谷は深く、ひとつ山を越えれば、もう別の村になる。 京から南へ下り、さらに東へ折れると、やがて道は狭くなる […]
2026年3月25日 / 最終更新日時 : 2026年3月25日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第三章 南都の影(12) 銭の行方 朝。 奈良の町は、すでに動き始めていた。 東大寺へと続く道には、人が絶えない。荷を担ぐ者、帳面を抱える者、銭を数える者。それぞれの思惑を抱えながら、ひとつの流れとなって進んでいる。 その流れの端に、三人は立って […]
2026年3月24日 / 最終更新日時 : 2026年3月26日 管理者 添削 添削(75)ーあすなろ会(35)令和8年3月ー 美愉さん 原句 冬コート終(しまい)に迷ふ余寒かな 本句の問題点は、冬コート と 余寒がそれぞれ冬と春の季語として重なっていることです。どちらかの季語に絞って作句するのが、良いと思います。 参考例1 冬コート終(しまい) […]
2026年3月24日 / 最終更新日時 : 2026年3月26日 管理者 連句 連句(45) 今回の連句からChatGPTに連衆の一員に加わってもらうことになりました。 連句45『へんろ路の巻』令和8年3月21日(土)~24日(火)連衆 游々子 典子 紀子 二宮 チャット (発句)へんろ路や燧の灘はとんとろり 游 […]
2026年3月23日 / 最終更新日時 : 2026年3月23日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第三章 南都の影(11) 第十一回 勧進の主 夜明け前。 東大寺の奥、まだ人の少ない一角に、三人は呼び出されていた。 石畳は冷たく、空気は張りつめている。 「……来たか」 低い声がした。 堂の影から、一人の男が現れた。 僧形。 だが、その歩き方は […]