2022年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年5月19日 管理者 添削 添削(22)ーM.Wさん しおさい会(5月)ー 原句 陸海空遠き結びし虹の橋 虹の橋が、海と陸と空を繋いでいるという大きな景を詠んだものですが、中七が説明的になっています。 参考例 虹の橋杭を打ち込む海に陸に 原句 かしわ餅手作りのごと祖母偲ぶ 下五の ”偲ぶ” が、 […]
2022年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年5月19日 管理者 添削 添削(21)ーM.Iさん しおさい会(5月)ー 原句 遠ざかるように消えゆく夕虹かな ”遠ざかるように” に発見がある良句です。直すところはありません。 原句 わらべ歌上手な母のかしわ餅 わらべ歌が上手だったお母さんを偲んでの句です。”上手だった” というように、過去 […]
2022年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年5月19日 管理者 添削 添削(20)ーY.Mさん しおさい会(5月)ー 原句 虹の橋草木の滴耀けり 雨のあと、空には虹、草木には滴が宿っている、という素直な良い句です。が、雨のあとに、草木に滴が宿ること、それが輝くことは、当たり前のことであって、読み手に感動を与えません。平凡にならない様、景 […]
2022年5月19日 / 最終更新日時 : 2022年5月19日 管理者 添削 添削(19)ーT.Mさん しおさい会(5月)ー 原句 虹立ちて願いかなえる夢舞台 ”夢舞台” が 作者にとって何なのか、理解できません。梅沢富美男のヒット曲の ”夢芝居” を連想してしまいました。中七の表現は、散文的になっています。俳句は、初期のうちは、なるたけ具体的 […]
2022年4月21日 / 最終更新日時 : 2022年4月21日 管理者 添削 添削(18)ーE.Iさん しおさい会(4月)ー 原句 青き踏む柔らか大地飛び跳ねて 下五は助詞で終わらせない方が良いです。語順を変えて解消します。「跳び跳ねて柔らか大地青き踏む」。この句の肝は、中七の柔らか大地です。そこに焦点を絞った句にするとよいでしょう。 参考例 […]