2023年5月23日 / 最終更新日時 : 2023年5月23日 管理者 添削 添削(48)ーあすなろ会(3)令和5年5月ー 蒼草さん 原句 生ハムとロゼのワインや夕薄暑 薄暑とは初夏のやや暑くなってきた頃のこと、その夕方に何かを飲みたいと思ったとき、それはビールではなく、少し冷やしたロゼのワイン、そして添えには生ハムという、季節感あふれる句に […]
2023年4月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月22日 管理者 添削 添削(47)-あすなろ会(2)令和5年4月ー A子さん 原句 水戸学の桜蕊降る築地塀 水戸市では、弘道館・水戸城跡周辺を歩いて楽しめる散策ルート「水戸学の道」を整備しています。原句は「道」に沿っての白壁や築地塀に ”桜蕊が降る” という秀麗な光景を詠んだものです。た […]
2023年3月16日 / 最終更新日時 : 2023年3月17日 管理者 添削 添削(46)ーあすなろ会(1)令和5年3月ー A子さん 原句 卒業の慣れぬ袴に躓きて この句は切れているところが無いため、ひとつながりの文章句になっています。また、袴に慣れていないのは自明であることと、慣れぬー>躓く が原因ー>結果 の関係になっているので、”慣れぬ […]
2023年2月15日 / 最終更新日時 : 2023年2月18日 管理者 添削 添削(45)ーしおさい会 令和5年2月ー 兼題: 日脚伸ぶ、辛夷、当季雑詠 渡辺美幸 原句 縁側で猫もうたた寝日脚伸ぶ 佳句です。季語「日脚伸ぶ」を引き立てる12音になっています。ただ一点、助詞の「も」は使わない方が良いです。その理由は、俳句には一瞬の切れ味を求 […]
2023年2月12日 / 最終更新日時 : 2023年2月12日 管理者 添削 添削(44)ー厚木若鮎会(7) 令和5年2月ー 兼題: 梅、蕗の薹、当季雑詠 鍵渡裕子 原句 枝振りをあしらいにして臥龍梅 ”臥龍梅” とは枝が横に伸び、広がる姿がまるで地を這う龍のようであることから、その名が付けられたものです。また、”あしらい” とは活け花に取 […]