2023年11月27日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 管理者 京大俳句会 京大俳句会(14)-第177回(令和5年11月)- 「京大俳句会」は大正9年2月に、三高生や京大生によって創設された「京大三高俳句会」をルーツとする俳句団体です。京大学生集会所で行われた2月23日の発起大会の3か月後の5月10日には、再び虚子を招いて円山公園の ”あけぼの […]
2023年11月23日 / 最終更新日時 : 2023年11月23日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(261)-虚子と漱石の京都ー 「まだ居ます。すぐいらっしゃい。但し男世帯だから御馳走は出来ませぬ。御馳走御持参は御随意。」 これは明治四十年、京都下鴨の狩野亨吉方の漱石より、京都三条の万屋旅館の虚子に宛てた手紙です。この年漱石は東京帝国大学での教職を […]
2023年11月19日 / 最終更新日時 : 2023年12月31日 管理者 俳句的生活 添削(54)-あすなろ会(9)令和5年11月ー 裾花さん 原句 袋田の崖を包みし大氷柱 中句の ”包みし” が過去形になっているので、現在形の ”包める” にした方が良いでしょう。袋田の氷瀑の写真をみると、氷はぴったり岩に張り付いているので、参考例では ”氷柱” では […]
2023年11月12日 / 最終更新日時 : 2023年11月12日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(260)-蕪村の詠んだ京都(16)芭蕉庵ー 芭蕉は時雨を愛し、その忌日は時雨忌と称されています。蕪村の芭蕉への敬愛の情は深く、蕪村の「時雨」を詠んだ句には、芭蕉を踏んだものがいくつか見られます。 しぐるゝや堅田へおりる雁ひとつ (明和7年 蕪村55歳) これは芭 […]
2023年11月9日 / 最終更新日時 : 2023年11月19日 管理者 京大俳句会 京大俳句会(13)-第176回(令和5年10月)- 京大俳句会は「京大三高俳句会」をルーツとするものです。京大三高俳句会の発起大会は、大正9年2月23日に、虚子も招待されて、京大の学生集会所で行われました。会創設の中心になったのは、当時三高生であった日野草城でしたが、彼は […]