2025年4月16日 / 最終更新日時 : 2025年4月17日 管理者 添削 添削(69)ーあすなろ会(25)令和7年4月- 怜さん 原句 逃水の如く生きたや我が余生 逃水(にげみず)は春の季語で、春の陽炎のように、手に届きそうで届かない蜃気楼のような水影を表したものです。句意は、逃水のように、つかまえようとせず、自然に、ふっと自由に、そんなふ […]
2025年3月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月20日 管理者 添削 添削(68)-あすなろ会(24)令和7年3月ー 蒼草さん 原句 忘れ雪鈍色放つ喪の真珠 本句は、忘れ雪があった時に喪で付けた真珠を見ると、それが鈍色を放っていた、と詠んだものです。「忘れ雪」という季語は、忘れたころに降って来た春の雪のことですが、ニュアンスとしては、 […]
2025年2月23日 / 最終更新日時 : 2025年9月20日 管理者 添削 添削(67)-あすなろ会(23)令和7年2月ー 遥香さん 原句 春灯や三味の音滲む祇園路地 本句は、春の温かい灯りの中に、祇園の静かな路地に流れる三味線の音が滲み出る様子を詠み、視覚と聴覚が交わる印象を狙ったものです。また、中七で「滲む」という動詞を使い、しっとりした […]
2025年1月27日 / 最終更新日時 : 2025年1月31日 管理者 添削 添削ー(66)あすなろ会(22)- 蒼草さん 原句 蕉翁の夢より始む初暦 この句は、芭蕉(蕉翁)が夢をみて新たな年(初暦)の始まりを迎えたという解釈と、芭蕉を年の最初の夢としてみた、という二つの解釈があり得ます。中句の “始む” が […]
2024年12月27日 / 最終更新日時 : 2024年12月27日 管理者 添削 添削(65)-あすなろ会(21)令和6年12月ー 蒼草さん 原句 大枯野虚空に広ぐ子の叫び いきなり文法の話になるのですが、中句で使われている “広ぐ” は「広げる」という他動詞の古語での終止形です。ここは “叫び” に繋 […]