2025年3月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月20日 管理者 添削 添削(68)-あすなろ会(24)令和7年3月ー 蒼草さん 原句 忘れ雪鈍色放つ喪の真珠 本句は、忘れ雪があった時に喪で付けた真珠を見ると、それが鈍色を放っていた、と詠んだものです。「忘れ雪」という季語は、忘れたころに降って来た春の雪のことですが、ニュアンスとしては、 […]
2025年2月23日 / 最終更新日時 : 2025年9月20日 管理者 添削 添削(67)-あすなろ会(23)令和7年2月ー 遥香さん 原句 春灯や三味の音滲む祇園路地 本句は、春の温かい灯りの中に、祇園の静かな路地に流れる三味線の音が滲み出る様子を詠み、視覚と聴覚が交わる印象を狙ったものです。また、中七で「滲む」という動詞を使い、しっとりした […]
2025年1月27日 / 最終更新日時 : 2025年1月31日 管理者 添削 添削ー(66)あすなろ会(22)- 蒼草さん 原句 蕉翁の夢より始む初暦 この句は、芭蕉(蕉翁)が夢をみて新たな年(初暦)の始まりを迎えたという解釈と、芭蕉を年の最初の夢としてみた、という二つの解釈があり得ます。中句の “始む” が […]
2024年12月27日 / 最終更新日時 : 2024年12月27日 管理者 添削 添削(65)-あすなろ会(21)令和6年12月ー 蒼草さん 原句 大枯野虚空に広ぐ子の叫び いきなり文法の話になるのですが、中句で使われている “広ぐ” は「広げる」という他動詞の古語での終止形です。ここは “叫び” に繋 […]
2024年11月15日 / 最終更新日時 : 2024年11月15日 管理者 添削 添削(64)-あすなろ会(20)令和6年10月ー 怜さん 原句 山行きのザックに去年の赤い羽根 兼題の「赤い羽根」にたいして、議員が胸に付けた羽根を詠んだ句が多い中、この句はユニークな視点で赤い羽根を詠んだ面白い句です。ただ、「去年の赤い羽根」が時間の経過を示す表現とし […]