山小舎便り(26)-令和6年9月12日 恵泉ガーデン見学ー

聊か旧聞に属しますが、8月4日午前、「三井の森」の一角にある恵泉女学園大学が運営している恵泉蓼科ガーデンのツアーが催され、参加してきました。

恵泉園芸センター1

茅ケ崎に恵泉幼稚園というミッション系の保育施設があるので、この学校はその系列かと思いきや、繋がりはないとのことでした。当学園のHPでは、次のような説明がされていました。

恵泉蓼科ガーデンは「園芸と結びついた自然とのかかわり」をテーマに、1985年に造られました。敷地面積3200坪、標高1150mの蓼科の高原に位置するガーデンです。
メインの宿根草ボーダーガーデンをはじめハーブガーデン、ローズガーデン、ロックガーデンなど、テーマごとに区画された骨格をもつ英国風ガーデンとなっています。

雰囲気はバラクラのイングリッシュガーデンと酷似しています。

恵泉園芸センター2

ガーデンの職員の方が1時間半にわたって説明をして下さるという内容のツアーでした。標高が山小舎よりも500m低いことに依るのか、気温は30度はありそうな暑さでした。山小舎に戻った後で調べたところ、100mで0.6度下がるというのは平均であって、湿度が高いところでは0.5度/100mで、湿度が低いところでは1度/100mであるとのことでした。「三井の森」は平坦地で湿度が高く、さもありなんと思った次第です。

樹木を伐採して日当たりを良くすれば、草花の成育は良くなりますが、私自身はそのようなことをせず、半日影でも育つ山野草を自然のままに育てたいと思っています。