山小舎便り(7)-令和5年6月7日ー

今日は山から下りることはせず、山小舎の中で過ごしました。昨日下った時、スーパーで肉や魚を調達して来ているので、2日は食料に事欠かないのです。私の車はトヨタのハイブリッド車で、一度ガソリンを満タンにすると1000km走行できるのですが、スーパーまで片道13kmあって、つづら折りの山道でもあることから、そう簡単に山を下る訳にはいきません。

いつまでもボーっと呆けてばかりいる訳にもいかないので、今日は茅ケ崎から持参した家庭用の高圧洗浄機で、ベランダの隙間に入っている落葉の屑を洗い出しました。この高圧洗浄機、通販で買ったものですが、使うのは実は今日が初めてで、取説を注意深く読みながら組み立てました。使い出したところ、途中で水圧が落ちるようなことが起こり、次回どうなるか気掛かりではあります。

クマザサ刈りをしたところ、思いもかけずスズランが笹の中から出てきて驚きました。植えた記憶はないので、自然に育ったのでしょう。

スズラン

また、クルマを駐車しているところから建物までのアプローチに黄色い花が一輪咲いていました。図鑑で調べたところ、「八ヶ岳タンポポ」となっていました。そういえば山小舎の周りを試歩したとき、タンポポの絮毛のようなものが飛んでいたので、その正体はこの「八ヶ岳タンポポ」だったのかも知れません。図鑑によると、八ヶ岳で発見されたのでこの名前が付けられたということです。

八ヶ岳たんぽぽ

蒲公英の確と選びし天地かな  游々子