俳句的生活(149)ー東海道線の盛り土ー

自転車を走らせていると、否応なしに、土地の高低差に眼がいってしまいます。私が自宅から浜見平を経て鉄砲道に向かうときは、旧橋脚の脇から、松尾の踏切を越えるのですが、この踏切は、登ったあと下りとなる峠状態のものになっています。そして、踏切を越えたあと、線路の方を見ると、線路は土手の上に作られていることが判ります(添付1)。

いつも使っている国土地理院の地図で、標高差を調べてみると、線路の上と少し離れた線路の両側とでは、2~3mの高低差があり、それが相模川に架かる鉄橋まで続いているのです。つまり、2~3mの高さの土手が作られて、線路はその上に敷かれていたのです。東海道線が作られた明治20年頃は、この辺りは筏川の名残がある蘆原の湿地帯だったので、このように鉄路を作らないと、鉄道は敷けなかったのです。

この踏切のある処は、撮鉄マニアにとって格好のシャッターポイントとなっています。線路が周辺の住宅よりも高いため、見晴らしの良い写真が撮れるのです。偶然にも下り電車がやって来たので、私も1枚撮ってみました(添付2)。

甲斐よりの水の流れや蘆の原

添付1 松尾側から見た踏切脇の線路の土手
添付2 松尾踏切の下り電車