俳句的生活(126)-小出川水導管ー

茅ヶ崎の水道水は、寒川取水堰で取られた原水が、取水堰の直ぐ近くにある寒川浄水場で水道水に浄化されて配水されているものですが、寒川取水堰からの水は、10数km離れている横浜戸塚区の小雀浄水場に送られ、横浜市の大半の水需要を賄っています。当然のことながら、その給水路は茅ヶ崎、藤沢を横切っていることになります。

小出川を越えるところでは、その給水路が地上に現れていて、太い導管が架けられています(添付写真)。場所は芹沢の追出橋の少し下流で、周囲は田圃となっています。相模川の水が横浜にまで供給されていること、川の名前として、相模太郎の呼称を与えても遜色ないのではないでしょうか。

雨降嶺を稲架(はざ)に収める昼日かな

水道管