2024年1月17日 / 最終更新日時 : 2024年1月17日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(265)-平塚(1)茅ヶ崎市との境界線ー 俳句的生活というブログを始めて3年目となりました。主に茅ヶ崎の地誌や歴史、人物について記してきましたが、200回近くのブログで茅ヶ崎についてはほぼ書き尽くした感があります。そこでお隣の平塚に足を伸ばして、気になる事柄を記 […]
2024年1月6日 / 最終更新日時 : 2024年1月6日 管理者 添削 添削(55)-あすなろ会(10)令和5年12月ー 裾花さん 原句 若水の汲みて新生八十路かな 八十路を力強く生きていこうとする決意を詠んだ句です。助詞の使い方ですが、「若水」が汲むという動詞の目的語ですので、上句の「の」は「を」でなければなりません。「若水を汲みて新生八 […]
2023年12月23日 / 最終更新日時 : 2023年12月23日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(264)-蕪村の詠んだ京都(20)王朝趣味 蕪村の句のカテゴリーの一つに、実生活とはかけ離れた古典趣味・貴族趣味・王朝趣味・空想的虚構趣味の句を挙げることができます。主に平安朝の京都を素材にしたものですが、空想句ではない写生句においてすら、ことさらに「平安城」と詠 […]
2023年12月17日 / 最終更新日時 : 2023年12月19日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(263)-蕪村(19)郷愁の詩人ー 蕪村の俳句については、それを評するものが幾つかありますが、私にとって一番ぴったりするものは、昭和11年に書かれた萩原朔太郎の『郷愁の詩人 与謝蕪村』というものです。 ”郷愁” という言葉は、ヘルマン・ヘッセの処女作『ペー […]
2023年12月11日 / 最終更新日時 : 2023年12月19日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(262)-蕪村の詠んだ京都(18)漱石の草枕ー 蕪村を発掘した正岡子規は、以後子規門を蕪村派と称するようになりましたが、子規自身は ”写生” を作句での基本としたので、皮肉なことに彼自身の句は蕪村調にはなっていきませんでした。そして子規以上に蕪村を憧憬し蕪村調の句を作 […]