2026年5月3日 / 最終更新日時 : 2026年5月3日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(339) 善通寺(3)御影堂 善通寺の境内は東と西にそれぞれ東院、西院と別れています。元々は佐伯氏の時代のお寺は東院の場所に造られていて、西院の方は佐伯氏の居住の場であったそうです。もちろん空海が産まれたのは西院になる訳で、今その場所には御影堂が造ら […]
2026年5月1日 / 最終更新日時 : 2026年5月1日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第五章 駿府(13) 定まるもの 朝の光は、すでに差していた。 屋敷の奥は、静かである。 広い庭の向こうに、館がある。 高くはない。 だが、広い。 土塁と堀に囲まれたその内は、整えられ、無駄がない。 戦のためだけの場ではない。 政の場であった […]
2026年4月30日 / 最終更新日時 : 2026年4月30日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第五章 駿府(12) 取次ぎ 夜明け前の空気は、まだ冷たかった。 町は静まり、動く者だけが動いている。 四人は、桔梗に導かれて一つの屋敷の前に至った。 城ではない。 だが、ただの屋敷でもない。 桔梗が足を止める。 「ここより先は、父の手配にご […]
2026年4月29日 / 最終更新日時 : 2026年4月29日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(338)善通寺(2)ミニ八十八ヶ所 善通寺のお寺の西側に香色山というお椀を伏せたような小さな山があります。その麓を一周するように八十八体の石仏が配置されていて、それらを繋ぐ1.6kmの遊歩道が整備されています。 私はおよそ30年前に家内と二人で善通寺を訪れ […]
2026年4月28日 / 最終更新日時 : 2026年4月28日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第二部・過去編 第五章 駿府(11) 偽りの令旨 夜は、まだ明けていなかった。 四人は、町外れの小さな廃屋に入っていた。 壁は崩れ、風が抜ける。だが、人の気配はない。 三之助が戸口に立ち、外を見張る。 「異変はない」 短く言う。 朔太郎は、灯をともした。 小 […]