山小舎便り(19)-再び 令和6年6月3日ー

4日前のことになりますが、先週の木曜日に再び山小舎にやって来ました。新緑の芽吹きに間に合うようにと、茅ケ崎での句会が済めば直ぐにと思っていたのですが、結局は昨年より2日早いだけになってしまい、標高1700mのこの地でも、すっかり緑の世界になっていました。

今年は10月中旬まで、ひと月の内、山での生活を3週間とし、茅ケ崎へは句会のある週にだけ戻ることにしています。その為に郵便物は転送してもらうよう手配をし、小舎の入口には郵便受けを置きました。

郵便受け

滞在の翌日、所属している結社の会誌が配達されて、万事うまくいくことが判りました。

昨年秋に植え付けておいたヨツバヒヨドリが根付いたかどうか気になっていたのですが、幸いにも芽を出していました。

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリの花の蜜はアサギマダラという蝶の好むもので、段々と増やしていこうと思っています。それからスズランも花を咲かせていました。

スズラン

残念だったのは、昨年夏に植えた九輪草とラベンダーが跡形も無くなっていたことです。原因は植え付けた土壌が、石と熊笹の根で硬く、十分に掘り起こせなかった為と判断し、今回はツルハシを運んできました。リベンジです!!

ここの気温は平地よりも10度低く、昨年と同様に、山桜が満開となっていました。

山桜

今年の山小舎での目標は、ブログで芭蕉について書き続けるのは勿論ですが、縄文にまでルーツを溯れるという ”ミシャグチ” について調べようと思っています。諏方明神となった建御名方(タケミナカタ)や先住民が崇拝した洩矢神(モレヤ)との関係などなど、興味は尽きないです。