2023年9月10日 / 最終更新日時 : 2023年9月11日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(247)-蕪村の詠んだ京都(4)丹後ー 上洛後3年を経た宝暦4年、蕪村37歳の時、ようやく足場を固めつつあった京都を離れ、俳友の竹渓が住職として赴任した宮津の見性寺という浄土宗の寺院に、雲水として寄寓することになります。竹渓が丹後に下るときに蕪村が贈った句は、 […]
2023年9月8日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(246)-蕪村の詠んだ京都(3)上洛ー 20歳で江戸に上り、16年間江戸および関東で暮らした蕪村でしたが、36歳となった夏に上洛することになりました。この上洛が蕪村にとっては初めての京都で、2回ほど地方へ行くことがありましたが、68歳で亡くなるまでの約30年間 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(245)-蕪村の詠んだ京都(2)江戸ー 蕪村が江戸に来たのは20歳ごろと推測されているのですが、はっきりとその足跡が辿れるのは、22歳のとき、夜半亭宋阿(巴人)に ”拾ひたすけ” られて、日本橋石町の宋阿の家で住み込みの内弟子になってからです。宋阿の人柄は、” […]
2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月10日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(244)-蕪村の詠んだ京都(1)少年時代ー 19歳から21歳までの2年間を三高で過ごした虚子にとって、京都はつねに青春を懐旧する土地でありました。一方蕪村にとっての京都は、京都生まれでない京都人として30年を過ごした、春や秋だけではないゆるやかな四季の古都であった […]
2023年9月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月3日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(243)-虚子の詠んだ京都(21)蕪村の寺ー 京都洛北一乗寺に金福寺(こんぷくじ)という臨済宗南禅寺派のお寺があります。少し北には詩仙堂があるという地区です。このお寺は蕪村の墓があるということで知られていて、また蕪村が再建した芭蕉庵が残されています。 昭和10年5月 […]