2022年8月3日 / 最終更新日時 : 2022年8月4日 管理者 新聞に見る満蒙への道 満蒙への道(19)-満蒙奥地探検(7) 鳥居龍蔵(3)ー 紫陽花やがいな気性の阿波女 游々子 鳥居の文化人類学者としての信念は、日本のことを判ろうとしたら、日本国内の事だけを調べるのでは不十分で、遠く大陸や島嶼諸島にまで調査の範囲を広げるべき、というものでした。彼は日本の平安 […]
2022年8月2日 / 最終更新日時 : 2022年8月2日 管理者 新聞に見る満蒙への道 満蒙への道(18)-満蒙奥地探検(6) 鳥居龍蔵(2)ー 奉天と同じ緯度なり夜半の月 游々子 喀喇沁(カラチン)は、北京の北北東300km、奉天の西400km に位置し、当時グンサンノルブというモンゴル族の王族(チンギスハーンの功臣の末裔)が、王府を構えていた処でした。グンサ […]
2022年8月2日 / 最終更新日時 : 2022年8月2日 管理者 新聞に見る満蒙への道 満蒙への道(17)-満蒙奥地探検(5) 鳥居龍蔵(1)ー 信州のコロボックルや天高し 游々子 鳥居龍蔵は明治3年、徳島で生まれ、昭和28年、82歳で死亡した学者です。専門分野は、考古学、歴史学、文化人類学におよび、小学校中退という学歴ながら、大学教授にまでなり、海外で行ったフ […]
2022年7月27日 / 最終更新日時 : 2022年7月31日 管理者 新聞に見る満蒙への道 満蒙への道(16)-満蒙奥地探検(4) 福島安正(2)ー 胡砂やみて馬の嘶く夜の秋 游々子 福島がベルリンを出発したのは明治25年2月11日、そしてウラジオストックに到着したのは翌26年6月12日で、まさに1年4か月を掛けて1万4千kmを踏破するというものでした。この間に使用 […]
2022年7月25日 / 最終更新日時 : 2022年7月26日 管理者 新聞に見る満蒙への道 満蒙への道(15)-満蒙奥地探検(3) 福島安正(1)ー 夕立来や藩校板間黒光る 游々子 福島安正は、文官から陸軍に入り、陸軍大将にまで栄達した稀有な人物です。松代藩士の子弟であった福島が明治維新を迎えたときは、15歳の少年でした。(松代藩は、大阪夏の陣のあと眞田家が入封した […]