2022年11月12日 / 最終更新日時 : 2023年2月12日 管理者 添削 添削(38)-厚木若鮎会(4) 令和4年11月ー 兼題: 七五三、茸、当季雑詠 渡辺喜美子さん 原句 お祝いのおすそ分けにと千歳飴 ほのぼのとした情景が浮かぶ佳句です。お祝いと言わなくても千歳飴から分かりますので、別の事を言った方が、インパクトが強くなるでしょう。 参考 […]
2022年10月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 管理者 添削 添削(37)ーしおさい会 令和4年10月ー 板谷英愛様 原句 新米やこの一言で膳すすむ 新米のご飯は香りも良く、今年も秋が巡って来たなあと実感するものです。新米という言葉が夫婦の会話に上がった時、気分も晴れ晴れとなります。上五を「や」で切っていますが、中七が新米の […]
2022年10月14日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 管理者 添削 添削(36)ー厚木若鮎会(3) 令和4年10月ー 今月の兼題は、彼岸花、螳螂、月見です。 原句 地蔵ある彼岸花さく峠道 上五と中七が共に下五を修飾する造りになっていて、峠道が主役になっています。「ある」と「さく」の二つの動詞ですが、彼岸花は咲くものですし、地蔵も在るもの […]
2022年9月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 管理者 添削 添削(35)ー厚木若鮎会(2) 令和4年9月ー 原句 寝れぬ夜はあの頃のこと月あかり 何かの事情で眠れぬ時期があり、そんな時でも月は私を慰めてくれた、という句ですね。 参考例 寝ねぬ夜や月の光の柔らかき 原句 蝉鳴けど網持つ子等の姿みず 景色の見える佳句です。直すと […]
2022年9月15日 / 最終更新日時 : 2022年9月15日 管理者 添削 添削(34)ー令和4年9月 しおさい会ー 渡辺美幸様 原句 月白し森羅万象茜空 この句の中七の、”森羅万象” をみて、私のブログ「プレバトを斬る(26)」の篠原麻里子さんの「万緑や多様性なる人の色」の中七を思い起こしました。夏井さんの言っている通りで、この類の抽 […]