2025年12月12日 / 最終更新日時 : 2025年12月12日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第八話 代議士への道(1) 体育館裏の忘れ物 放課後の校庭には、部活を終えた生徒たちの声が薄れていく。蓮は体育館裏の通用口を通りかかったとき、足元で白い紙片がひらめくのに気づいた。 「……封筒?」 拾い上げると、差出人も宛先も書かれていない。ただの […]
2025年12月12日 / 最終更新日時 : 2025年12月12日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第八話 代議士への道(目次) 第1回 体育館裏の忘れ物 放課後、蓮は体育館裏で一通の白い封筒を拾う。中には知らない議員の後援会申込書と、体育用品業者の名刺が入っていた。三人は持ち主を探そうとするが、組み合わせがどうにも不自然だと感じる。その小さな違和 […]
2025年12月11日 / 最終更新日時 : 2025年12月11日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第七話 北条氏の策謀(最終回) 歴史の影を越えて 理事会の決定は、夕刻の校内放送で静かに告げられた。 ──棚の事故に関して、創設顧問に過失なし。──設備管理の問題は別途検証し、改善へ。 蓮は胸に手を当てて大きく息を吐いた。 「……よかった……本当に…… […]
2025年12月11日 / 最終更新日時 : 2025年12月11日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第七話 北条氏の策謀(11) 第11回 理事会の剣戟 理事会室の扉が重く閉ざされ、中から低い話し声と紙のめくれる音だけが漏れていた。 理事会室の前には、教頭・司書・嵐山・悠夜・蓮が静かに並んでいた。 教頭は手に資料を握りしめ、司書は胸の前で指を組んで […]
2025年12月10日 / 最終更新日時 : 2025年12月10日 管理者 創作小説 鬼を狩る子孫 第七話 北条氏の策謀(10) 食い違う証言 校舎の午後は、いつもより騒がしかった。臨時理事会が始まるからだ。 悠夜と蓮は、三階の渡り廊下から理事会室前に集まる大人たちを見下ろしていた。 「……あれ、副理事長だ。」蓮が小さく呟く。 黒いスーツの副理事長 […]