2022年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(166)ー朝鮮通信使ー 秀吉の野蛮な朝鮮侵略と、明治になってからの無益な関り合いの間にあって、パックス・トクガワーナを象徴する出来事が、徳川期200年の間に12回あった朝鮮通信使の招聘です。慶長十二年(1607年)の第1回から、寛永元年(162 […]
2022年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(165)-長崎出島オランダ商館の医師たちー 鎖国時代、長崎の出島は唯一西洋との窓口となっていましたが、明治になり旧時代の物は無用とばかりに、無残にも埋め立てられていたのが、近年その価値が見直され、復元作業が進んでいるのは、喜ばしい限りです。 長崎出島オランダ商館の […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(10)ーH.Kさん しおさい会(2月)ー 原句 雪解や下駄と木札の狭間の湯 中七下五の意味が理解できません。下駄と木札より、温泉地の外湯巡りをしている光景でしょうか。それが判る平易な句にしてみました。 参考例 雪解や外湯を巡る下駄の音 原句 接木なる瘤のあたりの […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月18日 管理者 添削 添削(9)ーM.Sさん しおさい会(2月)ー 原句 手話の祈り父へ届けん雪解風 句意は(おそらく)、生前手話で会話した父に、今また手話で語りかけている、語りかけるというのではなく祈っている。折からの雪解風に乗せてこの祈りを伝えてほしい、というものです。この雪解風に、 […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(8)ーC.Yさん しおさい会(2月)ー 原句 飛騨の里雨降る様に雪雫 雪雫は雪解の子季語で、良いと思います。中七の「雨降る様に」が雪雫を形容しているのですが、説明的になっています。ここは、季語である雪雫を叙述するのではなく、光景を広げる方が良いでしょう。 参考 […]