2022年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(165)-長崎出島オランダ商館の医師たちー 鎖国時代、長崎の出島は唯一西洋との窓口となっていましたが、明治になり旧時代の物は無用とばかりに、無残にも埋め立てられていたのが、近年その価値が見直され、復元作業が進んでいるのは、喜ばしい限りです。 長崎出島オランダ商館の […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(10)ーH.Kさん しおさい会(2月)ー 原句 雪解や下駄と木札の狭間の湯 中七下五の意味が理解できません。下駄と木札より、温泉地の外湯巡りをしている光景でしょうか。それが判る平易な句にしてみました。 参考例 雪解や外湯を巡る下駄の音 原句 接木なる瘤のあたりの […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月18日 管理者 添削 添削(9)ーM.Sさん しおさい会(2月)ー 原句 手話の祈り父へ届けん雪解風 句意は(おそらく)、生前手話で会話した父に、今また手話で語りかけている、語りかけるというのではなく祈っている。折からの雪解風に乗せてこの祈りを伝えてほしい、というものです。この雪解風に、 […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(8)ーC.Yさん しおさい会(2月)ー 原句 飛騨の里雨降る様に雪雫 雪雫は雪解の子季語で、良いと思います。中七の「雨降る様に」が雪雫を形容しているのですが、説明的になっています。ここは、季語である雪雫を叙述するのではなく、光景を広げる方が良いでしょう。 参考 […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(7)ーH.Yさん しおさい会(2月)ー 原句 せせらぎの音に目醒めし雪解かな 上五中七が、原因―結果の関係になっていますので、目覚めてみると外は雪解川のせせらぎであった、と順序を変えると解消できます。「目覚めるや外に渦巻く雪解川」。おそらく北国の宿での出来事で […]