2022年7月21日 / 最終更新日時 : 2022年7月21日 管理者 添削 添削(28)ーJ.Hさん しおさい会(7月)ー 原句 紫陽花に我が身を映し慈しむ 中七以下が、ストレートな感情表現となっていて、短歌だとこれで良いのですが、俳句では避けなければいけないものです。その理由は、俳句はより短い詩型であるため、”余韻” や ”余白” でもって […]
2022年7月21日 / 最終更新日時 : 2022年7月21日 管理者 添削 添削(27)ーT.Sさん しおさい会(7月)ー 原句 紫陽花や本は書棚に色褪せり 紫陽花から、色褪せた本につなげたのは良いと思います。ただ、書棚は本に近すぎるのと、書棚の本が色褪せるというだけでは、面白味がありません。本を ”資本論” とし、色褪せたものが、本だけでは […]
2022年6月16日 / 最終更新日時 : 2022年6月16日 管理者 添削 添削(26)ーE.Sさん しおさい会(6月)ー 原句 荒梅雨やウーバーイーツ脱兎のごとく ウーバーイーツのウーバーはドイツ語で、英語のover(~より上)のことで、イーツは英語のeat(食べる)という意味です。ウーバーイーツはウバと省略されるそうなので、それを使ってみ […]
2022年6月16日 / 最終更新日時 : 2022年6月16日 管理者 添削 添削(25)ーT.Kさん しおさい会(6月)ー 原句 梅雨の婚幸多かれと夫婦箸 結婚式でのお祝いに、夫婦箸を贈ったという句ですが、中七の表現が散文的です。 参考例 梅雨に祝ぐ贈る言葉や夫婦箸 原句 縦横に直な線描く青田かな 広々とした青田は、確かに代(しろ)や農道で、 […]
2022年6月16日 / 最終更新日時 : 2022年6月16日 管理者 添削 添削(24)ーA.Iさん しおさい会(6月)ー 原句 梅雨晴れや人に上げたし手持傘 句意は、梅雨が晴れたので、今、手に持っている傘を人に上げて、身軽になりたい、という事でしょうが、”得” になることを詠むのは、俳句には向いていません。むしろ逆が […]