2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月18日 管理者 添削 添削(9)ーM.Sさん しおさい会(2月)ー 原句 手話の祈り父へ届けん雪解風 句意は(おそらく)、生前手話で会話した父に、今また手話で語りかけている、語りかけるというのではなく祈っている。折からの雪解風に乗せてこの祈りを伝えてほしい、というものです。この雪解風に、 […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(8)ーC.Yさん しおさい会(2月)ー 原句 飛騨の里雨降る様に雪雫 雪雫は雪解の子季語で、良いと思います。中七の「雨降る様に」が雪雫を形容しているのですが、説明的になっています。ここは、季語である雪雫を叙述するのではなく、光景を広げる方が良いでしょう。 参考 […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月17日 管理者 添削 添削(7)ーH.Yさん しおさい会(2月)ー 原句 せせらぎの音に目醒めし雪解かな 上五中七が、原因―結果の関係になっていますので、目覚めてみると外は雪解川のせせらぎであった、と順序を変えると解消できます。「目覚めるや外に渦巻く雪解川」。おそらく北国の宿での出来事で […]
2022年2月14日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(164)-勘重郎堀ー 香川で義民として、今なお住民に慕われているのは、18世紀後半に名主を務めた三橋勘重郎です。彼は寛政二年(1790)頃、年貢の軽減を強訴したことにより処刑されるのですが、寛政に十数年先立つ安永年間(1772-1781)に、 […]
2022年2月11日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 管理者 俳句的生活 俳句的生活(163)-飯田九一の句碑ー 茅ケ崎地区に建てられている句碑の中で、数が最も多いのは飯田九一(1892-1970)という人のものです。確認されているものだけで4基存在しています。本ブログでも既に、(134)で長福寺のもの、(162)で輪光寺のものを紹 […]