2022年1月20日 / 最終更新日時 : 2022年1月20日 管理者 添削 添削(5)ーM.Sさん しおさい会(1月)ー 原句 水仙やラッパで起床兵舎の日 水仙の清々しさを、兵営での起床ラッパと組み合わせたのは適切です。ただ、句意が、兵舎での一日は起床ラッパで始まる、という事実を述べているだけなので、詩趣に欠けます。起床ラッパに一味つけてみ […]
2022年1月20日 / 最終更新日時 : 2022年1月20日 管理者 添削 添削(4)ーK.Wさん しおさい会(1月)ー 原句 水仙の埋め尽くしてや伊豆の浜 景色の見える気持ち良い句です。ただ、「埋める」が他動詞なので、上五は、「水仙を」でなければいけません。また「埋める」はいっぱいに満たすという意味を持っていますので、「尽くして」は不要で […]
2022年1月20日 / 最終更新日時 : 2022年1月20日 管理者 添削 添削(3)-H.Tさん しおさい会(1月)ー 原句 紙垂下り水仙の丘暖かし 水仙に紙垂を持ってきたのは素晴らしい着想です。ただ、「暖かし」という下五が、紙垂と水仙とは別要素のものになっていて、句が散乱してきます。紙垂が装着しているものに替えた方が、映像がしっかりした […]
2022年1月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月20日 管理者 添削 添削(2)-M.Hさん 2021年11月 しおさい会ー 原句 木枯や碧眼僧の白き顔 木枯らしの取り合わせとして、碧眼僧を持ってきたのは面白いと思います。しかし、下五の白き顔が、白人の僧であれば当たり前なので、物足りないです。「木枯や一人座禅の碧眼僧」とか「木枯や石の庭掃く碧眼 […]
2022年1月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月20日 管理者 添削 添削(1)-宇野桑梓さん 2021年3月 しおさい会ー 原句 名の木の芽満ちたる山の広さかな 上五は、名の通った木の芽 ということでしょうか? 名木ー榧―囲碁―日向―明智日向守ー天下 と連想を拡げてみました。 参考例 榧の木の芽吹く日向の天河かな 原句 卒業す水溶性の恋のまま […]